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【判例】伊勢崎市連続放火、女子中学生二名強殺事件 (平成元年12月8日最高裁)伊勢崎市連続放火、女子中学生二名強殺事件

(平成元年12月8日最高裁)

事件番号  昭和58(あ)1768

 

最高裁判所の見解

記録を調査しても、刑訴法四一一条を

適用すべきものとは認められない(記録によれば、

本件のうち強盗殺人、現住建造物等放火の犯行当時、

被告人が心神耗弱の状態になかったとした

原審の判断は正当として是認することができる。

本件のうち、二件の非現住建造物等放火と

一件の現住建造物等放火未遂の各犯行は、

事務所又は民家で金品等を窃取した後に

犯跡隠蔽等のために火を放ったものであり、また、

強盗殺人、現住建造物等放火の犯行は、

金品強取の目的で包丁を隠し持って隣家に入り込み、

被害少女二名を次々に殺害し、装身具等を強取したのち、

犯跡隠蔽のため死体に灯油をかけて家屋もろとも焼燬したというものであるが、

本件各犯行の情状、特に、強盗殺人、

現住建造物等放火の犯行につき、その態様が残虐であること、

結果はきわめて重大悲惨であること、

被害者らの家族に与えた影響は深刻で、

その被害感情は強いこと、社会的影響も無視できないことなどを考慮すると、

原判決が維持した第一審判決の死刑の科刑は、

やむをえないものとして当審も是認せざるをえない。)。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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