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【判例】元不動産鑑定士による練馬区の一家五名殺害事件 (平成8年11月14日最高裁)元不動産鑑定士による練馬区の一家五名殺害事件

(平成8年11月14日最高裁)

事件番号  平成2(あ)248

 

最高裁判所の見解

記録を調査しても、刑訴法四一一条を

適用すべきものとは認められない

(本件犯行当時、被告人が心神喪失又は

心神耗弱の状態になかったとした

原審の判断は、正当として是認することができる。

 

また、本件は、被告人が、競売で取得した

宅地、建物の明渡し交渉が思うように進展せず、

転売先への右宅地の引渡し期限や金融機関への

借金の返済期限も切迫したことなどから、

右建物に居住する被害者一家を殺害して同人らが

同所から立ち退いたかのごとく偽装しようと考え、

殺害用及び死体解体用の様々な道具を購入するなど

周到な準備をして被害者宅に赴き、

一歳の男児と六歳の女児の面前でその母親を玄能で撲殺した上、

右幼児二名を撲殺あるいは絞殺し、次いで、

帰宅した九歳の女児を絞殺し、その後、

父親の帰宅を待ち受けて同人をまさかりで斬殺し、さらに、

死体を遺棄して犯行を隠蔽するために、

右父親の死体を解体したほか、

母親及び男児の死体を損壊したという犯行であって、

その結果は一家五名の殺害という極めて重大なものである上、

その態様も計画的で凶悪かつ残忍であり、

原判決が維持した第一審判決の死刑の科刑は、

当裁判所もこれを是認せざるを得ない。)。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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