スポンサードリンク

【判例】所得税法234条1項に基づく質問検査権 (昭和63年12月20日最高裁)所得税法234条1項に基づく質問検査権

(昭和63年12月20日最高裁)

事件番号  昭和60(オ)269

 

最高裁判所の見解

所論の点に関する原審の事実認定は、

原判決挙示の証拠関係に照らし首肯するに足り、

右事実及び原審が適法に確定したその余の事実関係のもとにおいて、

原判示の国税調査官が税務調査のため本件店舗に臨場し、

被上告人の不在を確認する目的で、

被上告人の意思に反して同店舗内の内扉の止め金を外して

第一審判決別紙図面⑥地点の辺りまで立ち入つた行為は、

所得税法二三四条一項に基づく質問検査権の

範囲内の正当な行為とはいえず

(最高裁昭和四五年(あ)第二三三九号同四八年七月一〇日

第三小法廷決定・刑集二七巻七号一二〇五頁参照)、

国家賠償法一条一項に該当するとした原審の判断は、

正当として是認することができ、原判決に所論の違法はない。

 

論旨は、ひつきよう、原審の専権に属する証拠の取捨判断、

事実の認定を非難するか、又は原審の認定しない

事実関係を前提として独自の見解に基づき

原判決を論難するものにすぎず、採用することができない。

 

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

判例をわかりやすく解説コーナー


スポンサードリンク