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【判例】有効期限の記載はあるがその時を定めるべき場所の記載がないスタンドバイ信用状の有効期限の意味 (平成3年11月19日最高裁)有効期限の記載はあるがその時を定めるべき場所の記載がないスタンドバイ信用状の有効期限の意味

(平成3年11月19日最高裁)

事件番号  昭和63(オ)1215

 

最高裁判所の見解

有効期限(失効すべき期日)の記載はあるが、

その時を定めるべき場所(有効期限に関する場所)の

記載がないスタンドバイ信用状においては、

その有効期限は、受益者が発行銀行に対して

必要書類を発送すべき期限を意味し、

必要書類に付された日時又はその発行銀行への到達日時からみて

必要書類の発送が右期限内であると認められる場合には、

発行銀行は、受益者が期限を遵守したものとして、

その支払に応ずべきであると解するのが相当である。

 

けだし、右のような有効期限に関する場所の記載がない

スタンドバイ信用状について、

右期限をもって発行銀行に対して必要書類を

呈示すべき期限の意味に解するときは、

発行銀行と受益者たる銀行とが通常互いに

遠隔地にあることに照らすと、

受益者たる銀行をして書類送付に要する期間を見越して

与信期間を短く設定することを余儀なくさせ、

信用状の機能を弱め、ひいてはその開設を依頼した趣旨にも

反する結果になるからである。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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