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【判例】診療放射線技師及び診療エックス線技師法(昭和58年法律第83号による改正前のもの)24条1項、3項の法意 (平成3年2月15日最高裁)診療放射線技師及び診療エックス線技師法(昭和58年法律第83号による改正前のもの)24条1項、3項の法意

(平成3年2月15日最高裁)

事件番号  昭和62(あ)451

 

最高裁判所の見解

昭和五八年法律第八三号による改正前の診療放射線技師及び

診療エックス線技師法(以下「技師法」という。)二四条一項、三項は、

それぞれ医師法一七条、三一条一項一号の時別規定として、

医師、歯科医師、診療放射線技師又は診療エックス線技師以外の者に対し、

放射線を人体に照射することを業とすることを禁止し、

これに違反した者を処罰する規定であると解するのが相当である

(最高裁昭和五七年(あ)第一二二号同五八年七月一四日第一小法廷判決・

刑集三七巻六号八八〇頁参照)から、

柔道整復師が放射線を人体に

照射することを業とした場合には、

技師法二四条一項に違反し、同条三項の罪が成立するにとどまり、

医師法一七条に違反した者を処罰する

同法三一条一項一号の罪は成立しないものというべきである。

 

そうすると、原判決及びその支持する第一審判決は、

被告人が放射線を人体に照射することを業とした行為に対し、

技師法二四条一項、三項のほか、医師法一七条、三一条一項一号を

適用した点において、法令の解釈適用を誤っているが、

被告人は、エックス線写真の読影により

骨折の有無等疾患の状態を診断することをも業としたものであって、

この行為については同法三一条一項一号の罪が成立するのであるから、

原判決を破棄しなければ著しく正義に反するということはできない。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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