住民訴訟における共同訴訟参加の申出

(平成22年7月16日最高裁)

事件番号  平成20(行ヒ)304

 

この裁判では、

住民訴訟における共同訴訟参加の申出につき,

これと当事者,請求の趣旨及び原因が同一である別訴において

適法な住民監査請求を前置していないことを理由に訴えを

却下する判決が確定している場合における当該申出の許否について

裁判所が見解を示しました。

 

最高裁判所の見解

上記事実によれば,本件申出に係る当事者,請求の趣旨及び原因は,

被上告人らに関する限り,別件訴訟と同一であるところ,

別件訴訟において適法な住民監査請求を前置していないことを

理由に訴えを却下する判決が確定しているから,

本件申出はその既判力により不適法な

申出として却下されるべきものである。

 

論旨は上記の趣旨をいうものとして理由があり,

原判決のうち被上告人らに関する部分は破棄を免れない。

 

そして,第1審判決のうち本件申出を却下した部分は

正当であるから,被上告人らの控訴を棄却すべきである。

 

また,本件申出は不適法でその不備を

補正することができないものであるから,

当裁判所は,口頭弁論を経ないで上記の判決をすることとする。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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