信教の自由

(平成20年8月27日最高裁)

事件番号  平成19(あ)170

 

この裁判は、

詐欺罪の事案につき宗教上の教義の真偽を判断しているから

信教の自由を侵害しているとの違憲主張が欠前提処理された事例です。

 

最高裁判所の見解

 

上告趣意のうち,原判決は

宗教の教義の真偽を判断しているという点において

憲法20条1項,76条1項に違反するという点は,

原判決は宗教上の教義に関して判断しているものではなく,

詐欺罪の成否を判断しその成立を認定する限度で,

被告人両名の言動の虚偽性を判断し認定しているに過ぎないものであり,

また,B及びCの各検察官調書に関し

憲法38条1項,2項違反をいう点は,

記録を調べても,上記各検察官調書につき,

その供述の任意性を疑うべき証跡は認められないから,

いずれも前提を欠き,判例違反をいう点は,

事案を異にする判例を引用するもので本件に適切でないか,

実質は事実誤認,量刑不当の主張であり,

その余は,憲法違反をいう点を含め,実質は単なる法令違反,

事実誤認,量刑不当の主張であって,

刑訴法405条の上告理由に当たらない。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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