元警察官らによる連続強盗殺人事件

(平成7年7月3日最高裁)

事件番号  平成1(あ)655

 

最高裁判所の見解

記録を調査しても、同法四一一条を適用すべきものとは

認められない(本件は、巨額の負債を抱えていた被告人が、

(1) A及びBと共謀の上、宝石貴金属商Cを欺いて、

山中湖畔の空き別荘に誘い出した上、別荘内で同人を絞殺して、

現金約七二〇万円等を強取し、その後、

死体を別荘の床下に埋めて隠匿遺棄した、

(2) その二週間後に、Aと共謀の上、

融資話を口実に金融業者Dを誘い出した上、

前記別荘前で同女を絞殺して、現金二〇〇〇万円等を強取し、

その後、死体を右別荘の床下に埋めて隠匿遺棄した、

(3) Aらが逮捕されたことを知って、Eと共謀の上、

C及びDの死体を山林に埋め替えて隠匿遺棄したという事案である。

 

犯行の動機に酌量の余地がなく、周到な計画の下において行われた

犯行の態様は残虐で、二名の生命を奪った結果は

極めて重大であるところ、被告人は

各犯行において重要な役割を果たしており、

これらの点に加えて、遺族の被害感情、

社会に与えた影響等にも徴すると、

Bの巧妙な誘いを受けてCに対する犯行に加わるに至ったこと、

さしたる前科がないこと等被告人のために酌むべき一切の事情を考慮しても、

原判決が維持した第一審判決の死刑の科刑は、

やむを得ないものとして当裁判所もこれを是認せざるを得ない。)。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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