刑訴法435条6号の証拠の明白性

(平成22年12月8日最高裁)

事件番号  平成17(し)44

 

この裁判は、

刑訴法435条6号の証拠の明白性

を否定した原判断が是認された事例です。

 

最高裁判所の見解

確定判決においては,申立人の犯行の動機は,

申立人が犯人であることの根拠とはされておらず,

申立人に被害者殺害の動機がないとの主張に対し,

上記のような各事実を指摘して,殺害に至る

それなりの動機が存しないというものではない旨判示しているにすぎない上,

上記のような各事実については,他の関係者の供述等により

優に認定できるところであって,

I供述及びJ供述がこれを左右する内容とはいえない。

 

以上によれば,申立人が本件殺人,

窃盗の犯人であるとした確定判決の事実認定に

合理的な疑いを生じさせる余地はなく,

本件につき刑訴法435条6号所定の

再審事由は認められないとした原決定は相当である。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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