利息制限法違反により生じた過払金

(平成20年1月18日最高裁)

事件番号  平成18(受)2268

 

この裁判では、

第1の基本契約に基づく継続的な金銭の貸付けに対する

利息制限法所定の制限を超える利息の弁済により発生した過払金を,

その後に締結された第2の基本契約に基づく

継続的な金銭の貸付けに係る債務に充当することの可否について

裁判所が見解を示しました。

 

最高裁判所の見解

同一の貸主と借主との間で継続的に貸付けと

その弁済が繰り返される金銭消費貸借契約においては,

借主は,借入総額の減少を望み,

複数の権利関係が発生するような事態が

生じることは望まないのが通常であると考えられるから,

仮にいったん約定利息に基づく元利金が完済され,

その後新たな借入れがされた場合でも,

少なくともそれらの取引が一連のものであり,

実質上一個のものとして観念されるときは,

利息制限法違反により生じた過払金は

新たな借入金元本の弁済に当然に充当されるものと

解するのが相当である。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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