勾留理由開示の手続においてされる裁判官の行為に対する準抗告申立ての適否

(平成5年7月19日最高裁)

事件番号  平成5(し)64

 

最高裁判所の見解

記録によれば、本件は、公訴提起後第一回公判期日前に行われた

勾留理由の開示に対し、裁判官において弁護人の選任がないのに

開廷し勾留の理由を告知したのは違法であるとして、

被告人から準抗告が申し立てられたものである。

 

しかし、勾留理由の開示は、

公開の法廷で裁判官が勾留の理由を告げることであるから、

その手続においてされる裁判官の行為は、

刑訴法四二九条一項二号にいう勾留に関する裁判には

当たらないと解するのが相当である。

 

したがって、本件準抗告の申立ては不適法であり、

これが適法であることを前提とする

本件抗告の申立ても不適法である。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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