地方議会議員の除名処分の効力停止決定と除名に基づく繰上補充による当選の効力

(平成11年1月11日最高裁)

事件番号  平成10(行フ)1

 

最高裁判所の見解

原審の適法に確定した事実関係の下においては、

本件除名処分の効力停止決定がされることによって、

同処分の効力は将来に向かって存在しない状態に置かれ、

相手方の川島町議会議員としての地位が回復されることになり、

これに伴って、相手方の除名による欠員が生じたことに基づいて

行われた繰上補充による当選人の定めは、

その根拠を失うことになるというべきであるから、

関係行政庁である川島町選挙管理委員会は、

右効力停止決定に拘束され、繰上補充による当選人の定めを撤回し、

その当選を将来に向かって無効とすべき義務を負うとした原審の判断は、

正当として是認することができ、原決定に所論の違法はない。

 

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