家系図が行政書士法1条の2第1項の「事実証明に関する書類」に当たるか

(平成22年12月20日最高裁)

事件番号  平成20(あ)1071

 

この裁判は、

観賞ないしは記念のための品として作成された家系図が,

行政書士法1条の2第1項にいう

「事実証明に関する書類」に当たるかについて

裁判所が見解を示しました。

 

最高裁判所の見解

の事実関係によれば,本件家系図は,

自らの家系図を体裁の良い形式で残して

おきたいという依頼者の希望に沿って,

個人の観賞ないしは記念のための品として

作成されたと認められるものであり,

それ以上の対外的な関係で意味のある証明文書として

利用されることが予定されていたことを

うかがわせる具体的な事情は見当たらない

 

そうすると,このような事実関係の下では,

本件家系図は,依頼者に係る身分関係を

表示した書類であることは否定できないとしても,

行政書士法1条の2第1項にいう

「事実証明に関する書類」に当たると

みることはできないというべきである。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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