強盗致傷罪における傷害の意義

(平成6年3月4日最高裁)

事件番号  平成5(あ)1020

 

最高裁判所の見解

上告趣意のうち、判例違反をいう点は、

強盗致傷罪における傷害の意義について、

軽微な傷でも、人の健康状態に不良の変更を加えたものである以上、

刑法にいわゆる傷害と認めるべきことは、

既に最高裁判所の判例(最高裁昭和三四年(あ)第一六八六号

同三七年八月二一日第三小法廷決定・

裁判集刑事一四四号一三頁、最高裁昭和四一年(あ)第一二二四号

同年九月一四日第二小法廷決定・裁判集刑事一六〇号七三三頁)が

存在するところであるから、所論は前提を欠き、

その余の点は、単なる法令違反、量刑不当の主張であって、

刑訴法四〇五条の上告理由に当たらない。

 

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