県立高等学校の校長のした生徒会の担当教諭に対する職務命令

(平成16年7月15日最高裁)

事件番号  平成14(オ)1206

 

この裁判は、

県立高等学校の校長が生徒会の担当教諭に対する職務命令として

教諭が寄稿した回想文を生徒会誌から削除するように

指示した行為が憲法21条1項,2項前段,23条,26条に

違反しないとされた事例です。

 

最高裁判所の見解

原審の適法に確定した事実関係の下において,

本件職務命令が憲法21条1項,2項前段に違反するものでないことは,

最高裁昭和44年(あ)第1501号同49年11月6日大法廷判決・

刑集28巻9号393頁,最高裁昭和52年(オ)第927号

同58年6月22日大法廷判決・民集37巻5号793頁,

最高裁昭和57年(行ツ)第156号同59年12月12日大法廷判決・

民集38巻12号1308頁の趣旨に徴して明らかであり,

また,本件職務命令が憲法23条,26条に違反するものでないことは,

最高裁昭和43年(あ)第1614号同51年5月21日大法廷判決・

刑集30巻5号615頁の趣旨に徴して明らかである

(最高裁昭和61年(オ)第1428号平成5年3月16日

第三小法廷判決・民集47巻5号3483頁参照)。

したがって,これと同旨の原審の判断は正当である。

論旨は採用することができない。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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