自動車損害賠償保障法15条所定の保険金の支払を請求する訴訟

(平成24年10月11日最高裁)

事件番号  平成23(受)289

 

この裁判では、

自動車損害賠償保障法15条所定の保険金の支払を請求する訴訟において

裁判所が同法16条の3第1項が規定する支払基準によることなく

保険金の額を算定して支払を命じることの可否について

裁判所が見解を示しました。

 

最高裁判所の見解

自動車損害賠償保障法16条1項に基づいて

被害者が保険会社に対して

損害賠償額の支払を請求する訴訟において,裁判所は,

法16条の3第1項が規定する支払基準によることなく

損害賠償額を算定して支払を命じることができるというべきである

(最高裁平成17年(受)第1628号同18年3月30日

第一小法廷判決・民集60巻3号1242頁)。

 

そして,法15条所定の保険金の支払を請求する訴訟においても,

上記の理は異なるものではないから,裁判所は,

上記支払基準によることなく,自ら相当と認定判断した損害額及び

過失割合に従って保険金の額を算定して支払を

命じなければならないと解するのが相当である。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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