被告人の自白の信用性

(平成24年2月22日最高裁)

事件番号  平成22(あ)174

 

この裁判は、 実母及び実子2名を殺害し,

その保険金等を詐取したとして起訴された事案につき,

被告人の自白の信用性を否定するなどして無罪とした

第1審判決を維持した原判決が是認された事例です。

 

最高裁判所の見解

被告人の自白については,

その信用性を肯定する方向に作用する複数の事情が認められ,

その信用性は高いとみる余地も十分にあるものの,

原判決が被告人の自白について不自然,不合理であると指摘する点は,

いずれも論理則,経験則等に違反するものとはいえない。

 

そして,原判決が,これらの点と,客観的情況証拠を含む,

被告人の自白の信用性を高める諸事情を総合的に評価した上で,

結論として被告人の自白の信用性を否定したことも,

論理則,経験則等に照らして不合理であるということはできない。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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