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【判例】連合赤軍事件 (平成5年2月19日最高裁)連合赤軍事件

(平成5年2月19日最高裁)

事件番号  昭和61(あ)1427

 

最高裁判所の見解

記録を精査しても、刑訴法四一一条を適用すべきものとは認められない

(本件は、昭和四四年九月から同四七年二月にかけて、

被告人B、同C及び同Aが直接実行行為に加わり、

又は他の者と共謀の上、多数の殺人等の犯罪を敢行した事案であって、

(1)被告人B、同Cほか六名のD派E県委員会所属の者が、

昭和四六年二月、栃木県真岡市の銃砲店を襲撃して

散弾銃一〇丁、散弾銃用実包約二〇〇〇発等を強取し、

その際同店店主に傷害を負わせ、

(2)被告人AほかF者同盟G派の者らが、

同年三月から六月にかけて、宮城県宮城郡a町(現仙台市a区)や

横浜市の銀行を襲い現金を強奪し、

その際行員一名に傷害を負わせ、

長野県上伊那郡b村の工事現場からダィナマイト等を窃取するなどし、

(3)被告人B、同Cほか三名のD派の者が、

同年八月、東京都西多摩郡c町、山梨県東山梨郡d村の

各アジトから逃走した同派の者二名を、

千葉県印旛郡e村のf上あるいは

東京都小平市のアパートにおいて殺害した上、

その死体を山林に埋めて遺棄し、

(4)その後、D派とG派とが合体しH軍が結成された

同年一二月から翌昭和四七年二月にかけて、

群馬県北群馬郡g町、同県沼田市に建設した各アジト等において、

I、被告人B、同Cほか四名の中央委員が中心となり、

被告人Aもこれに加わって、

一二名の構成員に対しいわゆる総括を要求し、

うち一一名を殺害し、一名に傷害を負わせて死亡させた上、

各死体を杉林等に埋めて遺棄し、また、

(5)I、被告人Bが、同年二月一七日、

群馬県碓氷郡h町のアジト付近において、

同被告人らを発見し職務質問をしようとした

警察官らのうちの一名を登山ナイフで刺して

傷害を負わせたが殺害するには至らず、

(6)これより先g町のアジトを警察官に発見されたことを知って

h町のアジトを脱出した被告人Cほか四名の者が、

同月一九日、長野県北佐久郡i町のさつき山荘に侵入し、

散弾銃等を乱射して警察官一名に命中させたが殺害するには至らず、

さらに、同町のj山荘に侵入し、山荘の管理人の妻を

脅迫監禁してこれに立てこもり、同月二八日に

逮捕されるまでの間、右山荘を包囲し、

あるいは同山荘への突入を決行した警察官等に対して

散弾銃等を発射し、手製爆弾を投てきするなどして

警察官二名及び民間人一名を殺害し、

一六名を殺害しようとしてその目的を遂げなかったなどの

犯行に及んだものである。被告人らの各犯行の

罪質、動機、態様、結果等の情状に照らすと、

被告人らの罪責はいずれも極めて重大であって、

被告人らの本件各犯行における地位・役割、加功の態様・程度、

被告人らが本件の審理公判等を通じ示している態度など

各被告人にっき所論が指摘する諸点について検討を加えてみても、

原判決が維持した第一審判決の被告人三名に対する各科刑は、

当裁判所もこれを是認せざるを得ない。)。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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