鑑定入院命令に対する取消し請求棄却決定に対する特別抗告事件

(平成21年8月7日最高裁)

事件番号  平成21(し)359

 

この裁判では、

鑑定入院命令が発せられた後に

鑑定入院の必要がなくなったことなどの事情と

「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び

観察等に関する法律」72条1項の

鑑定入院命令取消し請求の理由について

裁判所が見解を示しました。

 

最高裁判所の見解

職権により判断すると,鑑定入院命令が発せられた後に

鑑定入院の必要がなくなったことなどの事情は,

法72条1項の鑑定入院命令取消し請求の理由には当たらないものの,

裁判所は,鑑定人の意見を聴くなどして鑑定入院命令が発せられた後に

法による医療を受けさせる必要が明らかにないことが判明したときなど,

鑑定入院の必要がないと判断した場合には,

職権で鑑定入院命令を取り消すことができ,

対象者,保護者又は付添人は,その職権発動を

促すことができるものと解するのが相当である。

 

・全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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